2015/10/08

 どうせ誰にも見られてない、とはさっきのはじめの記事に書きましたが、これについてはとにかく、もっと聴かれてもいいと思ってます。言ってしまえば、おこがましいようですが、聴いてくださった方からの反応が欲しいです。
 また作った自分でも何やってんだか理解できてないところがあるので、その整理のためにも全曲について思う存分語ってみたいと思います。
 それすなわちてきとーあるばむの話。

 てきとーあるばむは僕が今年6月にbandcampにて公開した、ボーカロイドを使用したオリジナルフルアルバムです。
 あんま作者が作品について語るのはかっこ良くないと思いますし、作者の話で作品の持つ広がりが狭められるのは本当に避けたいと思ってるんですが、とにかく語りたい! と思ったので語ります。いいじゃんね別に。
 通して聴いてから読むのをお勧めします。それとかなり明けっ広げに書いてるので僕と作品に対するイメージが損なわれる可能性大です。そんなものはいらん!

 このアルバムの目的は「今まで聴いてきた音楽の総まとめ」でした。既存の曲から拝借したモチーフが多々あります。というか、言ってしまえば僕の曲なんか今まで聴いてきた曲をぐっちゃぐっちゃしてでっちあげたようなもんばっかりですね。作り終えてから、この曲のメロディあれっぽいな、みたいなのが多々ありました。
 それはまあいいんですけど(あんまりよくない)、もう一つ目的があって、「全ての同年代の創作者に対してのカウンター」みたいな感じのがありました。
 実はこのアルバムはあるDTMerの友人に誘われて作ったんですが、まずそいつを煽るという目的があり、そして隣の席だった口だけDTMer、機材買うだけ買って作らねえ奴ら、Twitterやらなんやらに居る意識高い奴らや楽しそうに群れてるDTMerなんかを全員○してえなぁという意図があり、ぶっちゃけて言えばリア充死ねという気持ちだけで作りました。言ってしまえばお前らより僕のほうが偉いんだ、みたいな自意識過剰な尊大さですね。その憎悪は「cxx」に全て表れています。こんなん作っても友達は増えなかったし紅魔館から求人は来なかった。尊敬してる人とちょっとしたコンタクトを取ることは取れましたが、そん時のやりとりで結局自分の浅慮さを見せてしまって死にてぇなぁと、死にてぇなぁ。
 あと、「これを作り上げれば何かが変わる」みたいなことを考えていました。どうせ今自分がやっていることは中二病をこじらせた痛々しいことなんだと、創作なんて若気の至りだと思っていまして、ならば極限まで突き詰めてこんなのをでっちあげてしまえば中二病じゃない別の何かになるだろう、と。前述の通り友達は増えませんでしたし、せせせさんは紅魔館からの求人を随時受け付けております。こんな痛々しさも直らなかった。全部僕の頭と性格のせいだ。挙句こんな文章を書いてしまうという! 自己顕示の塊かよ〜(ツッコミ)
 余裕が無かったのは確かです。今も余裕はありませんが(むしろこの後余裕失くした上に精神やられて終いに死にたい逃げたい連呼するだけのアルバムを作ってしまった)。
 DTMって割と精神状態がアレでも手癖で出来るので厄介です。そもそも僕は負の感情でもってDTMをやってますからね。

 そうして出来上がったのがこの、ミックスはクソだけど曲と詞は大好きというアルバムです。
 シンメトリーの曲配置、そして55:55という再生時間は椎名林檎さんのアルバム「勝訴ストリップ」のパクリです。
 曲間時間や繋ぎ方もあれこれ工夫しましたが、これはピチカート・ファイヴなどの渋谷系におけるDJ的なギミックのパクリです。(英題が併記されてるのもそれ)
 また3分〜4分の曲がありませんが、これは意図的なものです。今でっちあげた適当な理論ですが、僕はかねがね「ポップミュージックは短くあるべきだ、それができないのなら作り込んで厚みを持たせるべきだ」と思っているので、思ってない。統計上3分と4分の曲は多いので、敢えて作りませんでした。中学生かよ。今度全曲3分44秒のアルバム作ってみたいですね。な阪関。
 ちなみに僕は普段詞先で作っていて、連作的に歌詞を作ることもあるのですが、この作品は前に書いてた歌詞の寄せ集めみたいなもんなのでコンセプトはありません。あるとすれば上記の目的群のどれかじゃないですかね(適当)
 では曲について語る

1.おばけの人生
 一曲目から8分超え。聴いてもらいたい聴いてもらいたいとは言ってますが、これが一曲目なせいで聴いてもらえてない節があるのは間違いないと思います。
 まずRADWIMPSの「オーダーメイド」みたいな、完っ全に歌詞先行で長ったらしい曲を作ろうと思ったんで、適当に歌詞を書き連ねました。
 メタンフェタミンはヒロポンですね。金剛は可愛いと思います。ハチさんの曲は「白痴」が大好きです。「ピッピピピッピッピー」はPOLYSICS。サビメロちょっとPlastic Treeの「トレモロ」っぽくないですかね(自分からパクリを指摘していく人間の鑑)

2.lynch
 最近のボカロ曲っぽい曲を作ろうと思って作りました。そしたらなんかよくわかんないけど失敗しました。
 終盤の展開は好きです。ドラムはブレイクビーツっぽいですね。この曲は特に似てる曲は思いつかない。
 歌詞はまあ、書いてあるまんまですよね。2013年の後半に書いた歌詞ですが、この頃人との繋がりについて考えていたので、考えていました。

3.挨拶
 SALON MUSICのある曲にこういう曲があった気がします。「東京にもカンブリア紀が来て」ってのはPeople In The Boxからなんでしょうか?(知らねえよ)
 我ながらアホみたいな歌詞で気に入ってます。こういう歌詞は3分で書けます。後半も意味わかんないですね。あれ何なんだよ。

4.空がよく撮れるカメラが欲しい
 これどうやって作ったんだか覚えてないですね。とてもいい曲だと思います。シンプルイズベストなんだよ。
 歌詞もまあ、いいのではないでしょうか。てかこれある日「空がよく撮れるカメラが欲しいなー」って思って書いたんで日記ですね。
 ライカとポメラをよく混同してしまいます。

5.まわるひとたち
 これは中華風のリフがある曲が作りてえな! と思ったので作った曲です。ピアノロールが回っているのです。
 歌詞はよくわかんないですね。まあ人はいつか大人になるし、死ぬし、輪廻の中を永遠に回り続けるという歌詞なんじゃないですかね。そんな怖い歌詞だったっけ……
 Base Ball Bearは「ELECTRIC SUMMER」と「short hair」が好きです。「C」はよく聴いてました。

6.cxx
 曲を聴けばわかる通り、バカな人間にはなりたくないという曲です。
 どうしてなりたくなかったんだろう。

7.手と手
 イントロだけGRAPEVINEの「エレウテリア」に似てます。メロディは会心の出来だと思うし、歌詞も好き。恋愛観の結集みたいな感じ。
 こめごめピペットを持ってきて本当に良かった。ノイズは何で入れたんだろ。うるさい。

8.ixx
 この曲ジャンルとしては何になるんですかね。あれもしかしてこの曲、曲先では。歌詞好き。「二人ともに至れたらいいのに」が好き。
 傲慢な〜の後はひたすら2つのコードを繰り返して降下していってます。

9.だめなひとたち
 前曲の湿っぽい雰囲気をこの曲の乾いたイントロが吹き飛ばしてくれてますね! 偶然です。
 この曲はシューゲイザーが作りてえな。と思ったので作った曲です。
 歌詞はやっぱこれラブソングなんですかね。ハハハーダメなやつはダメだよぉー

10.パンクス・ノット・デッド
 何故かベストに選んだ曲。何でこれにしたんだろう。「手と手」にすりゃ良かった。
 Aメロは3コード。似非パンク。これ作ってる時が一番楽しかったです。アイデアめいっぱい詰め込んだ。
 終わり方はハードコア。愉快な曲だと思います。

11.食事
 何故か人気。米津玄師さんの「メランコリーキッチン」を聴いて歌詞を書きました。そのまんまじゃねぇか。
 意味わかんない歌詞ですね。特にAメロの意味がわからん。
 アウトロの半音下がる展開はPoet-type.Mの「何もかも越えて、吐き気がする (Down To Heaven)」が直接のパクリ元です。良いアーティストなんで聴いてください。BURGER NUDSの人です。門ぺろ

12.cruel
 この曲が一番古いです。作ったの2014年3月あたりか。とにかく期間が長いんで作り込みも一番ですし、思い入れも一番です。
 歌詞はこれ、めちゃくちゃ好きです。ラスト前まではほんとにいい。ラストがちょっとあれですね。メロディもすごいいいと思うし、いいと思います。

13.くらげの歌
 8分。長え! これも人気。僕も好きです。一番好きです。よく聴きます。ベースラインはゆら帝のなんかの曲に似てるな。なんだっけ。
 この曲はメロディ先です。曲先と詞先だと明らかにテイストが違いますね。歌詞はなぁ……どういうことなんでしょうねこれは。なんにでもなれるよってことなんですかね。なれたらいいね(他人事)
 ただまあこの曲だけ他の曲群とは明らかに違いますね。これがラストに来たことでアルバム全体が救われたのかなとか思ったりしますね(は????????????)
 明るい(?)歌詞のこの曲がラストになることで、阿呆がうだうだ言ってるだけのアルバムではなくなったのかなぁと。
 最後のトライアングルは分かる人には分かると思います。
 パクリで始まりパクリで終わる、既存のモチーフででっちあげたアルバム。そりゃ自分の好きな要素をめいっぱい詰め込んだんですから自分で気に入りますよね。ひとりよがりなアルバム。
 このアルバムをいつかクソ中のクソだ、うんこうんこーみたいな感じで笑い飛ばせるようになるか、もしくはクオリティの低さに無かったことにしてしまうか、そう思えるまでに技術を伸ばせていけたらいいのですが、いや、分かんないですね。音楽に努力は通用するのか?
 つってもまだ作りたいものがある内は音楽やりますし、まあ他の創作でもそうですけど、まあ、まだ続けます。それで一生このアルバムを超えられなかったとしても、それはそれで別にいいかなぁと。
 いろいろ書いたらスッキリしたわ。僕はこのアルバムが大好きです。

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